映画チア部10周年記念上映企画 『折にふれて』1日限定上映 & 学生限定イベント「シネマツーリング」を11/22に開催
「元町映画館ものがたり」第3章の「街で映画館をはぐくむ 観客と一緒に育つ」でご紹介した、ミニシアターを応援する学生団体、映画チア部。
2015年に誕生した映画チア部が、今年10周年を迎えたことを記念し、映画チア部神戸本部のメンバーによる10周年記念上映企画を11月22日(土)に開催します。
まずは、元町映画館にて映画チア部京都支部OGである村田陽奈監督の作品『折にふれて』を特別上映。「映画チア部にかつて在籍していたメンバーが制作した作品を、現役の映画チア部員がミニシアターで上映するというこの循環は、非常に意義深いもの」というチア部メンバーの言葉どおり、10年の積み重ねがあったからこそ実現した企画とも言えます。
さらに、
・学生限定のイベント「シネマツーリング」では、「学生映画の作り方・卒業制作の話」をテーマに、監督と学生たちが映画について語り合う場を設置
・映画『折にふれて』にまつわる展示を中心に、映画チア部10年間の歩みを振り返る特別展示も開催
と学生のミニシアターデビューを支援する企画も実施します。
【上映会】
《映画チア部10周年記念上映企画》
『折にふれて』1日限定上映
日時:2025年11月22日(土)17:30〜
会場:元町映画館(〒650-0022兵庫県神戸市中央区元町通4丁目1-12)
料金:一般1800円/神戸映画サークル会員・シニア(60歳以上)1300円/サポーターズクラブ会員1200円/学生(学生全般)・障害者1000円
内容:
・『折にふれて』本編上映
・上映後、村田陽奈監督の舞台挨拶を実施
・2階ロビーにてグッズ販売・サイン会を開催
【学生限定企画「シネマツーリング」】
テーマ:「学生映画の作り方・卒業制作の話」
(上映後、2階ロビーにて開催)
特典:参加者にポストカードをプレゼント
●シネマツーリング参加申し込み方法
映画チア部神戸本部のInstagramまたはX(旧Twitter)のDMにて
締切:11月21日(金)
※メッセージにて「学年」「お名前」「参加希望」をご記入いただければ、詳細をお送りいたします。
【特別展示】
映画『折にふれて』にまつわる展示を中心に、映画チア部10年間の歩みを振り返る特別展
示を実施します。
期間:2025年11月17日(月)〜11月22日(土)
場所:元町映画館 2階ロビー
■上映作品
『折にふれて』(2024/80min)
若手映画監督の登竜門、数々の映画祭で称賛された23歳による初長編
日常を飛び越え、たしかにあった時間を映画の中で再生させる──
京都芸術大学映画学科の卒業制作として9人の学生が中心になって製作した『折にふれて』。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭、2024国内コンペティション長編部門優秀賞受賞のほか各地の映画祭で注目を集め、待望の劇場公開を迎える。
「いるのにいないような存在の家族を描く」ことから構想を得たこの物語は、刺繍や扉を印象的に映し出し、画面サイズを自在に変化させ、見えない存在を音で表すなど、大胆かつ繊細な演出で主人公をとりまく2つの世界を表現した。
メインスタッフ、キャストのほとんどは、今作が長編デビュー作となる。
主演の本田朝希子をはじめとする、若手俳優たちの瑞々しい演技に加え、近年『福田村事件』(23/森達也監督)、NHK大河ドラマ『青天を衝け』(21)などに出演するベテラン俳優の水上竜士がチャーミングな父親役を演じている。
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