4/23より鳥飼りょうさんピアノ伴奏の『SILENT FILM LIVE 2022春』開催!
「元町映画館ものがたり」の
第3章 街で映画館をはぐくむ 観客と一緒に育つ
の中で「映画を「体験する」楽しみとして、神戸でサイレント映画が上映されてきた背景にも触れながらその内容をご紹介した、ピアノ楽士鳥飼りょうさんによる「SILENT FILM LIVE」。
スタートしてから、書籍が発売される一昨年までは2階のイベントルームで開催していましたが、昨年1月からは緊急事態宣言発出に伴い、中止の時期が続きました。ようやく復活したのは昨年9月。ただ逆転の発想で、換気が良く、客席数も多い1階のシアターで開催することになったのです。当然ながら1階は、元町映画館の通常の映画上映を行なっているシアターのため、1週間単位で番組編成することもあり、1週間連続での開催に踏み切りました。(短編ウィーク、長編ウィークと9月に2週間開催)
楽士の鳥飼さんは事前にご自身のアップライトピアノ(この時は鍵盤が少ない、赤いアップライトピアノでした)を映画館に搬入。開催期間中は連日映画館に出勤し、伴奏に加え、上映後には林さんや、時にはプラスゲストを交えてのトークショーを開催。『戦艦ポチョムキン』をはじめとした無声映画の名作たちの伴奏付き上映は大きな人気を呼びました。
そして、いよいよ今年1回目の「SILENT FILM LIVE」ウィークが23日(土)より始まります!名付けて「SILENT FILM LIVE 2022春」。
2月にカール・テオドア・ドライヤー監督特集を上映した流れで、鳥飼さんがプログラミングしたのは、ドライヤーの初期作品。しかも女性映画にフォーカスしています。
上映作品は以下の4作品(3プログラム)
・『あるじ』1925年/デンマーク/107分
・『臨時雇の娘』1923年/アメリカ/84分
・『狂熱』1921年/フランス/44分
・『微笑むブーデ夫人』1923年/フランス/43分
今回は、鳥飼さん自ら予告編も作成。今回も上映後に林支配人と連日トークを行う予定です。100年前の女性映画にぜひご注目ください!
※鳥飼りょうさんにご登壇いただいた、「元町映画館ものがたり」刊行記念トーク:「映画館」はまだまだ面白くなれる は以下よりご覧いただけます。
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